毎度ですが、BAND IN A BOXという自動作曲ソフトを使って作曲のマネゴトをしています。
このソフトは、所謂「DAW」(Digital Aoudio Warkstation)と呼ばれる一般的な作曲ソフトとは全く異なっていて、人間が作曲するのを助けるというよりは、(多少の設定は必要ですが、)パソコンと云うか、ソフトが、勝手に作曲してくれると云う、とんでもなく便利なソフトです。
「それで、マトモな曲が出来るのか?」と、誰しも思う所なのですが、その結論は、これからご紹介する、私がBAND IN A BOXに作らせた曲を聴いていただいて判断していただくしかありません。基本的に、このソフトだけを使って曲を作っているので、何かの参考になれば幸いです。(VSTプラグインも使用できるので、たまに手持ちのVST音源を使用することはあります。)
で、今回はちょっと新しい試みに挑戦してみました。
BAND IN A BOXと云う作曲ソフトには、ソフト音源が付属していて、それで一通りのジャンルはカバーできるのですが、それとは別に「リアルトラック」と云う、実際のミュージシャンの演奏を録音した「サンプリング音源」が付属しています。今までも、ドラムにはその「リアルトラック」を使っていたのですが、今回は、全て「リアルトラック」の楽器を使ったらどうなるか、ちょっと実験してみました。
このソフトを使う時、私は最初に「スタイル」という設定を決めるのですが、(いろいろな使い方があるので、これはあくまで私流です。)今回は、
「ワールドニューエイジチャクラ」という、ニューエイジっぽいスタイルを選んでみました。これに、ジャンゴ・ラインハルト風のジャズギターと、ビブラフォン、ベース、ドラムスの「リアルトラック」を乗っけると、果たして、一体どんな曲が出来上がるのでしょうか。
ジャンゴ・ラインハルト風のジャズギターとは。
ジャンゴ・ラインハルトと云っても、主に戦前のヨーロッパで活躍したジャズ・ミュージシャンなので、ご存じない方もいるかと思います。放浪の民、ロマ民族の出身で、ロマ音楽とスウィング・ジャズを融合させた独特のジャズギター奏法が有名で、後世の欧米のジャズミュージシャンに多大な影響を与えています。管理人的には、ジャズ・ヴァイオリニスト、ステファン・グラッペリとの共演アルバムが大好きです。
というわけで、こんな曲になりました。
「リアルトラック」だけで一曲作るのは初めての試みでしたので、曲らしい曲になるまで、結構試行錯誤を繰り返しましたが、なんとか、ニューエイジ・ミュージックとジャズの中間のような曲が出来ました。元の音源が、実際に演奏された楽器の音を使っているので、いつもよりはリアルな演奏になったかと思います。
今回も、パソコンが勝手に生成したタイトルをそのまま使っています。今回は、偶然ですが、何となく曲のイメージに合ったタイトルになった気がします。
「なぞに満ちた物語」
こんな曲でよければ、著作権フリーですので、ダウンロードしてお使い下さい。
ここからダウンロード可能です。著作権フリーです。サイトやYoutube動画のBGMも、
商業利用もOKです。まだまだ未熟ですが、こんな曲でよければ使ってやって下さい。
なぞに満ちた物語 10.15 MB
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