いつもの様に、BAND IN A BOXという自動作曲ソフトを使って作曲に挑戦中です。
このソフトを使ったことのない方には解りずらいと思うのですが、ザックリと説明してしまうと「スタイル」という設定と、「メロディスト」という設定を選んで、ボタンを押せば、あとはパソコンが(と言うか、ソフトが)自動的に曲らしいものを作ってくれます。(他にもコード進行を作ってくれたり、ソロパートを作ってくれたり、細かく言えばいろんな事が出来るのですが、今回は省略。)ただ、一発で気に入る曲が出来るとは限らないので、普通は、気に入った曲が出来るまで、何度もトライすることになります。時には、まったく曲になってないような出来損ないの曲になってしまう場合もあります。
ヒップホップ(HipHop)に挑戦してみる。
BAND IN A BOXには、一通りの音楽ジャンルの「スタイル」が揃っているのですが、(使った事ないけど、「クラッシック」も有ります。)ジャンルによって得意不得意があります。もともとが、ジャズの楽器練習用に、パソコンに伴奏をさせるためのソフトが出発点だったらしく、ジャズが一番得意なようで、「スタイル」も一番充実しています。曲の出来もジャズやフュージョンが一番いいような気がします。その次がカントリー系の曲でしょうか。
逆に、ロックとかテクノ、ハウス関係は苦手なようです。「スタイル」もそれほど豊富ではありません。では、ヒップホップはどうなのか?
というわけで、今回はヒップホップ系の「スタイル」を選んで、曲を作ってみました。
「アーバンヒップホップ City Slick」という「スタイル」が有ったので、今回は、これを使ってみました。ドラムパートに「TR-808」と云う、この手のジャンルには定番のドラムマシンと、ベースパートにシンセベースの音色を使ったスタイルになります。(と言っても、付属のソフト音源の音なので、本物に近いかどうかは怪しいです。)
「TR-808」とは?
「TR-808」とは、1980年に日本のローランド社が発売した、世界初のドラムマシンの事です。通称「やおや」とも呼ばれています。それ以前にも「リズムボックス」と呼ばれる電子パーカッションは存在していましたが、プリセットされたリズムパターンを選ぶことしかできませんでした。「TR-808」は、プログラミングで自由にリズムパターンを作る事が出来る世界初の電子楽器でした。
発売当時はあまり売れなかったようですが、デトロイト・テクノやヒップホップのミュージシャンが使い始めた事で、やがてその世界では定番の楽器となりました。とっくに製造中止になっていますが、中古市場では今だに高値で売買されています。
ラップが無いとヒップホップに聴こえない?
と云うわけで、何とか曲らしいものを作ってみたのですが、バックトラックはそれらしくなっても、ラップの代わりにシンセサイザーとエレピでメロディを載せてみたら、ヒップホップと云うより、ほとんどファンクみたいな曲になってしまいました。やはり、ラップが無ければヒップホップとは言えないか。
今回も、パソコンが勝手に生成したタイトルをそのまま使っています。
「スリルある花盛り」(意味不明ですみません。)
こんな曲でよければ、著作権フリーですので、ダウンロードしてお使い下さい。
こちらからダウンロード可能です。著作権フリーですので、サイトやYoutube動画のBGMも、
商業利用もOKです。恥ずかしながら、こんな曲でも使っていただければ幸いです。
スリルある花盛り3 7.00 MB
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