BAND IN A BOXは、レゲエの「スタイル」もしっかり用意されていて便利です。管理人の使っている、バージョン23の「Everything Pack」には、レゲエだけでも42個のスタイルが用意されています。その中で今回は、
「EXODUS.STY UKスカレゲエ・ロックExoduse」
という「スタイル」を選んでみました。
「スタイル」の説明書きには
「4/4拍子のスカレゲエ・ロック。ピックエレキベースがレゲエのリズムをよく出し
ている。エレキギターはオフビートのノリ。 」
と書かれています。
果たして、マッドネス風の曲は出来るのか。
「スタイル」を決めたら、コード進行やメロディーを作る「メロディスト」を選びます。
BAND IN A BOXでは、この「メロディスト」の選択で、毎回苦労します。
レゲエの「スタイル」は豊富にあるのに、レゲエの「メロディスト」というのはありません。それは、このソフト自体が、元々、楽器の練習用の伴奏をさせるために作られたソフトだという事に由来するのかも知れません。メロディーは自分で弾けということなのでしょうか。
「メロディスト」を自分で作るという機能もあるようなのですが、かなり複雑な機能なので、後でゆっくり勉強するとして、今回は、用意されている中から選んでみました。
あれやこれや悩んだ挙句、「ボサノバラテン」というジャンルから
「ボサノバ StanG テナーサックス」
という「メロディスト」を選んでみました。
StanG とは、ジャズファンなら誰でも知っている、名サックス奏者のスタン・ゲッツの事ですね。
「スタイル」と「メロディスト」は、前回も触れましたが、必ずしも同じジャンル同士が良い結果をもたらすとは限らないようです。ボサノバとレゲエ、ジャンルは違いますが、同じ中南米音楽なので、果たしていい結果が出るかな?
マッドネスは、70年代後半から80年代に、英国で活躍したネオ・スカバンドです。日本でも、ホンダのCMに起用されて有名になりました。
ジャマイカの「スカ」自体は1950年代以前からある、レゲエよりも古い音楽で、ノンビリした感じの曲が多いですが、パンク世代のマッドネスのネオ・スカはかなりアップテンポめの曲が多いようです。
一方、スタン・ゲッツは、白人の名ジャズ・サックス奏者で、ボサノバのジョアン・ジルベルト等と組んだアルバム、「ゲッツ/ジルベルト」は、ジャズ史に残る名盤です。
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